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近そうでまだ遠い大阪・関西万博【万博レポ&関西旅行記その①】

好きです、大阪。好きです、関西。

 

岩手県に移って以降、(なぜか)心理的距離が近くなり、隙あらば伊丹に降り立ってあちこち行っていました。そんな自分が、2025年4月より行われるEXPO2025 大阪・関西万博に行かないはずもなく…。

 

 

……???

 

 

行っていませんでした。全くもって。

 

4月より始まった万博は旅行趣味人間で満たされている自身のSNSのタイムラインをにぎわし、随時おすすめスポットや攻略が流れてくる状況。そんな環境にいたにも関わらず、不思議と全く事前に調べたりなんなりをしていなかったのです。

 

こんな調子

多忙という言い訳をしつつも、周囲のオタクから「早めに調べて早めに行った方がいいっすよ」と言われる始末。重すぎる腰を動かし、チケットを購入した頃には6月21日になっていました。遅いよ~~~。

予約とはなにか。パビリオンって何?入場ってどうやるの?東西どっちがいいの!あまりにもわからない。わからない。断片的に情報を集めつつ、流れでいいか~~~~~となりました。やはりこういうもの、流れで楽しむべきです。

…と、アクションを起こしていると、同じく万博に行こうか悩んでいたフォロワーを発見。なんとなく予定を合わせ、「1日目ソロ、2日目複数人」の体制で挑む事になりました。レッツ万博。

 

 

~0日目 準備もろもろ

7月になりました。岩手県はギリギリ冷房を稼働させずに過ごせる気温ですが、太平洋ベルトは灼熱の様相です。

さて万博ですが、数か月前からのパビリオン抽選など参加していないので、来場直前にやることが集中しています。

・7日前:7日前抽選をしておく 並行して宿の予約

・2日前:(入場時間の空き枠が開放されるらしいので)取れるなら取っておく

・来阪当日(1日前):スカイメイトで飛行機を頑張って取る

ギリギリまで行動に移せない出不精人間にも比較的優しいスケジューリングです。地味に行けない可能性があるスカイメイトですが、わりと空席が1週間前からあった点、いざとなれば脳筋新幹線ルートの覚悟もしていたので、ゆるっとパビリオン抽選に参加するくらいでした。

 

 

7月2日 来阪

いよいよ前日です。7日前に関西パビリオン、三菱未来館が。2日前にゲート変更も完了し、航空券も難なく抑えられました。よかった。

いよいよ、暑い。

大迫・花巻線 花巻駅▷▷▷花巻空港

降り立ったのは花巻駅です。伊丹に飛ぶ場合、必然的に花巻空港を利用することになりますが、そのアクセス手段としては盛岡駅からリムジンバスか、そのバスが経由する花巻空港駅(徒歩圏内に空港が、ない)からバスに乗っかって至るかの二択でした。

そこで現れたのが花巻市コミュニティバスです。令和7(2025)年4月1日より大迫・花巻線の運行が岩手県交通から花巻市(株式会社東和町総合サービス公社)に移管となりましたが、その際に運行ルートに花巻空港を加えたのです。とても便利。

県央県南から花巻空港に至る場合、従来はなにもない花巻空港駅で虚無の待ち時間を過ごしていましたから、大きな進歩です。うれしい。

 

もくもく

たのしい

SEASIDE EXPRESS

あれ!?

 

気がついたら神戸にいます。それもそのはず万博は翌日で前乗りしており、なにをしてもいい日です。しばらく神戸行ってなかったなぁ…の感情だけを頼りに、流れるように来てしまいました。

 

もっこすでラーメンを啜り、散歩をし、まちなか銭湯で小休止。北野坂のにしむら珈琲でアイスコーヒー飲んで一休み。もうこれだけでもかなりの満足感です。もう行かなくていいかな、万博。

関西圏は大阪というデカ都市を抱えていながら、周りに神戸に京都と全く種類の異なる都市を抱えているのがほんとうにずるいので、やむなし。

夏季限定「氷の器のアイスコーヒー」(¥2,500)

万博1日目 7月3日

7:23 堺▷▷新今宮▷▷西九条▷▷桜島

あ    さ

南海電車で通勤をしています。なんで?

元はといえば、宿の価格高騰が原因で郊外に宿を取る事を事前に決めていた…というよりも、価格高騰にかこつけて郊外に泊まり、毎日大阪に向かうことで地元民擬態をしてやろうという考えでした。安いし暮らしも知れるし、一石二鳥ですね。

 

万博1日目は西ゲートの予約が取れているため、大阪環状線▷▷桜島線と乗り継いで桜島駅に至ります。桜島線があんまりにも混んでいるので「これが万博効果!?!?!?!?」とびっくりしてしまいましたが、8割が安治川口で降りてしまいました。工場通勤需要、すごい。

 

普通に日常利用してそうな通勤客もいて好き

早速ありました。。通勤路線の中の異質空間。大屋根リングを意識したであろう木造仮設の構造物。その奥に見える赤と青の改札口。「親の顔より見た」と評される夢洲駅の阿部寛には負けますが、初見万博のワクワクを増幅させるには十分です。

この先、写真に写るものすべてが10年20年後に勝ちが出てくると思うとすごくありませんか???????だれでも公式記録が撮れる、そんな状況。

 

ここからは直結のシャトルバスに乗り込んでいよいよ会場に至ります。道中、何度か巨大な橋を渡って埋立地である夢洲を目指します。この、明らかに行った事ない場所に誘われる感覚。水都大阪を象徴するような高さのとられた橋梁。すべてが、ワクワクドキドキを高めます。

シャトルバスで水都大阪をまじまじと見せつけられている。もうパビリオンだと思う。 pic.twitter.com/pwxQKeR4Bm

— すくとり (@sukutrip) 2025年7月2日

 

8:39 会場到着

!!!!!!!

ここが!万博!会場!

 

筆者はかつて80~90年代に日本各地で行われていた地方博覧会について調べていた時期があり、博覧会など遠い昔の出来事と処理していましたが、今!!それが!!目の前にあります!!!

なんと喜ばしいことでしょうか。

仮設にしてはあまりにもしっかりし過ぎた構造物。遠くからでもよくわかる大屋根リングの存在感。すべてが楽しい。ほんとうに。

 

9:20 入場

ようやく入れました。執筆時点の阿鼻叫喚の様相と比べれば当時はかなりマシに思えますが、35℃を超える猛暑日の待機列は中々つらいものがあります。

 

さて、入場したはいいものの動きを全くわかっていません。パビリオンの配置どころか、マップすらも印刷せずに来たゆるふわですから、早く入れたのに早速右往左往。最初にたどり着いたのが会場案内図と、かなりゆるゆるです。

 

でっっっっっっっか。

これはすごい。

 

噂には聞いていたけど予想以上の規模です。入場後の当日予約をすっぽかし、ただただ大屋根リングに見惚れる時間が続きます。正直なところ、この大屋根リングを眺めるためだけに万博に来てもいいと思います。ゆるっと建築に興味があったりすると、なおさらです。

 

9:30 シンガポールパビリオン

まるい

入場して10分、そろそろどこかに入っておきたいものです。適当に放浪していると目に付いた赤い球体。はへー万博らしい建物だなあなんて思っていると列整理の人が手招きしています。

てっきりどのパビリオンも行列or予約必須と思っていましたが、すんなりと入れてしまいました。中は現代の万博らしく、環境問題に対しての取り組みや未来のシンガポールについての展示が中心です。上層階にはバーもありました。行ってみたいものです。

 

後々わかってくることですが、先進国(と、分類されがちな国々)は環境問題を。中小国は自国の文化や経済発展を押している展示が多いように感じました。中小国だと思っていたら環境問題に全力取り組みで頑張ってるなぁ…と思うなど、意外な発見が多いです。

 

10時前、かなり空いている。パビリオン行列以外はかなり快適かも。

 

10:15 英国パビリオン

○○は英国で生まれました。日本の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。
しばし後れを取りましたが、今や巻き返しの時です。

ぼんやりと行きたいな~~と思っていたパビリオンに一つ、英国館です。内容としては「これはイギリスの発明なんだね!」「あれもイギリスの発明」「これもイ」とありがち環境問題に触れつつもしっかり元祖を謳う、英国らしさで安心感があります。

 

歩きながら映像を順番に見ていくような展示で、わりとどんな世代でも楽しめるかな~というのが感想です。子連れも実際多かったですし、人気なのでしょう。。。。

 

 

そういえば大屋根リングに登っていませんね。登ってみますか。

でっっっっっっっか………。

 

 

でかいと聞いていましたが、予想以上です。暇なら円を1周してやろうとも思っていましたが、遥か彼方に霞んで見える反対側のリングを見て、素直に諦めます。

 

建設当時はやいのやいの言われていた大屋根リングですが、下は日陰ですずしい。上に登れば風が吹き抜けて快適と、あまりにもいい構造物です。太陽の塔に勝てるシンボリックな建築物になれるのかなぁと半信半疑ではありましたが、これは実用的、かつ象徴するシンボルそのものです。感動。

 

11:00 コモンズ-D

軍事政権すぎるだろ

次いでコモンズ館Dに入ります。コモンズ館…来る前はよくわかっていませんでしたが、どうやら中小国の集合体のようなパビリオンだそうです。中に入れば一目瞭然、小学校で地球儀を眺めた時に見たような国名や国旗がずらりと並びます。

 

事前に調べた時には全くのノーマークで、入ってから知ったようなパビリオンですが、このコモンズ館こそが万博の万博たる展示のように思います。これですよ。見たかったのは。

 

言ってしまえば「一生行く機会のないような国々」がずらりと並び、それぞれの国の人が待ち構えて文化や産業を展示する。博物館ひとつでわくわくできる筆者ですから、ここまで密度のある展示には興奮必至です。

軍事政権から一党独裁のような額縁で国家元首を飾る国家、よくわからない、初めて見るような打楽器を置いた国家。やる気のなさそうに担当者が座る展示まで、なにからなにまで全てが楽しい。。。。。。。

(7月初頭時点では)入るのに並ぶ行為を全くしなくてよいのがポイント。

 

11:30 夜の地球 Earth at Night

会場を放浪していたらフォロワーから「すくとりさん、万博来てますか?????」の連絡が。ほどよく落ち付いたタイミングで熟練者による案内が入ります。うれしい。どこが混んでるとか、どこがおすすめとか。前情報まったく無しですから、非常にうれしいものです。

反射で映り込んでしまうため、むずかしい

輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」は、直径1mにもおよぶ大迫力の地球儀で、漆黒と金の発色の繊細な美しさが特徴の輪島塗の代表的な作品です。2024年1月1日の能登半島地震でも奇跡的に無傷であった「復興シンボルの一つ」であり、「対立や分断を超えて他者に思いを巡らすことの意味を世界に向け伝えていきたい」との願いも込められています。作品名の「夜の地球 Earth at Night」は、展示施設の名称としても使用します。

プレスリリースより

輪島塗で作られた地球儀を中心に、各国の夜の衛星写真を金の発色で表現したような展示など、すごいものばかりです。こちらも涼しく(重要)、大行列ではなかったため気軽み見れるよいパビリオンです。

 

12:00 アフリカンダイニングホール PANAF'

プロシェットサンドウィッチセット(¥3,900)

おひるです。フォロワーの手引きもあり、比較的空いていそうなアフリカダイニングに入ります。異文化の食事と、食事中の楽器の演奏もありとても楽しいのですが…、た、たかい…。

みんな普通に買っており、お財布の紐は入場ゲートでみんな抜いて来ているようです。

 

12:50 アラブ首長国連邦パビリオン

す、涼しい~~~~~~~~~~~~~~~

規模もさることながら、涼しいです。ナイスオイルマネー

仮設構造物にここまでの規模を構築するのはすごいと思います。この広さです。無尽蔵に人を入れているため涼むにはちょうどよさそう(?)

もちろん、UAEの自然やサスティナビリティについても展示もあり、涼しく快適にお勉強できます。うれしいね。

 

13:30 関西パビリオン

大阪・関西万博の「大阪・関西」の部分

午後は7日前予約をしていた関西パビリオンから始めていきます。今まで見てきた海外のパビリオンとは打って変わって、関西各県の観光案内や文化の展示が並びます。

万博というより、どちらかというと宿フェスやツーリズムEXPOのような感じかな…?これはこれでありだと思います。万博感があるかと言われたら微妙かもしれませんが。

これとは別個で、各都道府県が本気を出して展示を競い合うような博覧会があってもいいよなあと思ったり。

 

14:20 日本館

大和魂!!!!!!!!!!!!!!!!!

溢れる日本男児の精神力で、当日予約を勝ち取っています。やったね。

(ただ、会場内で一生スマホぽちぽちするのは何しに来たん…?感があったのも事実)

 日本館は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催国としてプレゼンテーションする拠点であり、当該テーマの具現化や、日本の取り組みの発信等を行います。

 「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を創出し、持続可能な社会に向けた来場者の行動変容を促します。

「循環」がテーマの日本館。開催国の展示ということもあり、その規模は圧倒的です。特徴的な外観はCLT(直交集成板)を並べ、会期終了後の再利用を前提としたものだそう。「プラントエリア」「ファームエリア」「ファクトリーエリア」の3つから構成され、順に巡るかたちになります。

 

テーマからして持続可能な社会を意識してるんだろうな~~~~程度の意識で行きましたが、すごいもすごい。まず建物そのものが再利用前提です。中も円形のパビリオンを回って進んでいくような展示構成で、自ら肉体をも循環させ、ぐるぐると展示を回ります。

藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻
15:30 ナショナルデー【日本国】

さて、この大阪・関西万博では「ナショナルデー」というものが設定されており、それぞれの公式参加者の参加を称える日とされています。そしてこの7月3日はなにを隠そう、我が国日本のナショナルデーだそう。

15時過ぎから大屋根リング下にわらわらと人が集まり始め、パレードが始まります。

 

(人が多すぎて全貌がつかめませんでしたが)各地のゆるキャラや関係者がリング下を練り歩き、うおーという感じです。

 

その他、会場うろうろ

なにも考えずにうろつくのも、面白いものです。

会場内を歩けばどこそこで民俗芸能が披露され、見たこともない文化に触れられます。一生ないでしょこの体験。。。。。。

タイパビリオン

そして、なにより楽しいのが会場全体が「ハレの日」である点。みんなたのしそう。

 

そう、みんな楽しそうなんです。遊園地など行かなくなって久しい昨今、これだけすれ違う人々すべてが嬉しそうな空間があったでしょうか。

そしてこのハレの日の空気は会場を飛び出して大阪の街全体に広がているときました。

すごいですよ、ほんとうに。いろんな所でミャクミャクの姿を見かけ、当たり前のようにワンポイントで装備しています。

comix氏作「共生」 かわいい
17:20 撤退

夢洲駅 でかい。
東京テレポート駅世界都市博覧会が開催されていたらこんな感じだったのだろうか

はやめに帰ります。朝から会場におり、なんだかんだで体力を削られています。体中が汗で覆われ、「銭湯パビリオンを今すぐ作りなさ~~~~~い」なんて思いながらの会場内移動。いい思い出です。

 

この後は爆速で銭湯に向かって汗を流し、少々(本当?)の飲酒を挟み、1日目を終えました。

 

長い!!!!!!!!

このまま2日目も書いてしまおうと思ったのですが、あまりにも長いですね。次回に分けようと思います。閉幕までに書きたいですね。。。。。。。。。。

 

では。また、すぐに。

堺駅 謎の帆船オブジェ