あけましておめでとうございます(これも遅い)
気がついたら年が明けてしまいました。
すぐにと言いつつ、大阪関西万博が閉幕してかなりの月日が流れ、建物の解体は進み、夢洲駅は改札機すら撤去されてしまったようです。はやいもの。
そして気がつけば閉幕から半年です。早すぎ?????

閉幕までに記事を書いてしまおうと思っていましたが、
中途半端に書いてしまった以上、書かないわけにはいかないので万博の記憶を脳内から引っ張り出しながら再開です。
万博2日目 7月4日 (開幕83日目)
7:23 堺▷▷新今宮▷▷弁天町

前日飲酒後に羽倉崎(どこ?)まで連れてかれそうになった南海電車で通勤をしています。やった~~~~~~。
同じ地点に連泊しているため、毎日南海沿線民擬態が出来ています。うれしい。
前日は西ゲート入場だったため桜島駅からバスでしたが、今回はゆったり10時入場東ゲートのため、せっかくだし夢洲駅に行ってみようという考え。ゆったり向かっています。時差通勤。


ほどよくととのい
今回は複数人での参戦を予定していましたので、弁天町で少々時間潰し。
喫煙可、手書きメニューの硬派な喫茶店でも「万博ですかー?」の一言が。
すごい、大阪というまちの隅から隅まで浸透している。祭日というのは間違いではなかったのですね。
ここからは中央線に乗って夢洲を目指します。今回の万博開催にあたって唯一の鉄道となることから、日中ですら2~3分間隔で電車が走る恐ろしいモビリティです。
弁天町駅もまた、都心外縁部の「たまたま大阪環状線と地下鉄中央線が交わってる駅」という認識であまり乗換駅として栄えている印象のなかった駅ですが、今回ばかりは一大拠点として大賑わいです。


10:01 会場到着
ゆるっと着いています。
複数人でゆるふわ万博ということもありかなりゆったりです。ここからは多少ならんで“いよいよ”会場入りです。
着いたもののやはり暑い暑い…。この文章を書いているのは雪も降り積もる真冬ですが、そんな季節からですら思い出せる暑さです。各々がおもむろに日傘を取り出し、刺すような日差しを避けようとしています。
過去の万博ではその開催を機にファミリーレストランやドライミストなどが普及しましたが、この大阪・関西万博では「日傘」が普及するのではないでしょうか。そう思わせる暑さの中、入場へ。。。。。
10:44 入場

入るなり低姿勢で歓迎されます。
メイン入場口ともいえる東ゲートだけあり、西よりも人もオブジェクトも多いです。これには“おお”。
複数人で11時前から当日予約をもぎ取るには果てしなく労力を使う事が想定されたため、予約不要をゆるっと凸るゆるふわ万博を目指しました。


入るなり、とりあえず全貌を把握しようと大屋根リングの上を目指します。団体戦は体力管理が重要とされています。
それなりに天気が良く、上から景色を眺めるには最適です。上段との高低差のおかげで日陰が形成されているのもポイント。

11:40 コモンズ-A館
いつでも入れる冷房パビリオンという事で、前日回りきれなかったコモンズ館から再開します。
コモンズ-A館は、サブテーマ「いのちに力を与える(Empowering Lives)」のもとに、各国・地域が世界と課題を共有し、解決策を持ち寄った共同入居型パビリオンです。
「コモンズ(共有資源)である地球を守ろう」というコモンズ理念のもと各国・地域が集い、自らの国・地域や文化を紹介するにとどまらず、世界的課題に対する将来のビジョンや解決策を示しています。
コモンズ-A館入口説明文より

前日訪問したD館同様、名前しか知らなかったような国家がずらりと並びます。これぞ万国博覧会といった気分です。
各国の展示の内部はスタンプを押してすぐ去るような人間が多いため比較的ゆったり見れます。額縁に飾られた知らない国家元首を眺めたり、各国の特産品を眺めたり…を29カ国分繰り返して見るのですから、ここだけでかなりの満足感を得れています。
そしてここが複数人万博のよいところ。目が3倍あるとも言いますが様々な視点から展示を眺められるのは非常に良い点です。
12:20 コモンズ-C館

つづいてコモンズ-C館に移動。ここではA館とはちょっと異なり、ウクライナやクロアチアなどの比較的スペース展示や内容の規模が大きい国々が並びます。
各国の展示はかなり凝ったものがご用意されてこれにも大満足。もうコモンズ館だけでいいんじゃないんですかね。。。。。。
13:30 EU館
EU見れば欧州各国全部見たことになるのでは??という適当な推測を元にEU館の列に。30分ほど並んで入場となりました。
内容としては単独でパビリオンを出展する諸外国と同様に、環境への配慮や取り組みが中心となったもの。21世紀型の万国博覧会として環境への取り組みが前面に押し出されるようになったのは同様ですが、これまでコモンズ館の「我が国の産業のここがすごい!!!」に染まった脳で見ると新鮮に見えるのですから不思議なものです。

!
そういえば食事をしていません。
万博会場内では大手コンビニチェーンが一般的な価格で食べ物を提供しており、そこで食事を済ませるのも吝かではありませんが折角ならば各国の食事を食べたいもの。
開幕当初(悪い方面で)話題を集め、その後も改良が図られた英国館のアフタヌーンティーに興味。。。。胃を決して列にならびます。
14:55 英国館内レストラン

あつい。あついです。
1時間くらいは並んだでしょうか。アフヌンといえばホットで暖かい紅茶ですが、ここばかりはアイスティーに手が伸びそうになったほど。あちすぎる。


オオ~
すごい。ちゃんとお出しされています。
ティーカップもかなり本格的なもので、灼熱で修羅場と戦いの万博会場とは思えないほど落ち着いた午後のティータイムな雰囲気が漂います。
むしろ1時間の列でこれだけのものが頂けるのなら満足というものです。
そして、アフタヌーンティーセットの中身ですが
ロイヤルカットサンドイッチ(4個)、スコーン(2個)、
パティスリー(3個)
焼きたてスコーン2個、コーンウォール産クロテッドクリーム、英国産ジャム添え(VEG)
ビクトリアスポンジケーキ(VEG)
伝統的なウェールズのバラブリスフルーツケーキ(VEG, N)
抹茶チョコレートのブラウニー(VEG)
サンドウィッチ:コロネーションチキンのザクロモラセス和え、削りココナッツ
牛サーロインのロースト&イングリッシュマスタード
キュウリ&クリームチーズ(VEG)
スコットランド•ヘブリディーズ諸島産のスモークサーモン、レモン、ディル
イングリッシュティーまたはコーヒー(選択)
...重い??
意外と容量がありびっくりしています。
2人でタワーを二棟建てるなど勢いによって提供されましたが、これが大ボリューム。
「イギリスの二郎系」
「美味しいが脂肪と糖でしかない」
「紅茶っちよがいないよー」
などの感想を旅団は残した。おそろしい。
16:00 ほどよく散策



17時20分より3日前抽選の予約がありましたので、それまでしばしの散策タイム。
人工島にここまでの緑を持ち込んでいるのは普通にすごい。それによい水景もあります。
改めて、ものすごいハレの日だなぁと。そう感じるわけです。
17:20 三菱未来館

たまたま予約がとれていた企業パビリオン「三菱未来館」へ。内容をよく調べていないので完全初見攻略です。
「いのちをめぐる壮大な旅」をテーマに生命誕生から人類の火星進出までを描いた壮大なストーリーの映像が流れるもので、しっかり迫力の映像。建物も仮設ながら手の込んだ造りで、流石に万博常連の三菱グループだけあるなぁと。
そしてちょっぴりだけ話題になっていた三菱グループ総員が序列された協賛企業コーナーも記録。たのしい。

脱出の時点で18時ですが、日没を知らないような空模様。まだまだ舞えます。
18:30 e Mover(会場内交通)

ほどよく疲労も蓄積されてきたので、場内モビリティを堪能するフェーズへと移行します。
場内を走るこのバスは自動運転バスや走行中給電対応の電気バスに乗って会場内を移動出来るもので、1回400円、1日乗り放題1,000円で運行しています。
運行は大阪メトロが担当しており、海沿いや大屋根リング下を通るので乗車体験としてもかなり良いと思います。
会場内をぐるっと半周し、西ゲートの脇に到着。料金はかかりますがなんせ広大な会場なので、一瞬でワープ出来ると思えばかなり便利なものです。

19:02 日没
ついに、日没です。西日本の日の入りは毎回かなり遅く、東日本人間がたまに来ると驚かされるものがあります。
のそのそと西ゲートを通り、大屋根リング上へ登ります。

ニュ~ン、くもりです。ざんねん。日の入りもそれなりに重要なイベントではありますが、それよりも20時からのドローンショーに向けた待機が多い印象です。
19:30 バーラト館

ドローンショーまでまだ時間あるな...と大屋根下をぼんやり歩いているとどこからともなく威勢のいい声が
「インドインドインド~ インドいかがですか~!!」
お前が言うんかい。
バーラトとは一般的にインドと呼称される国家のことで、近年ではモディ政権の下ヒンディー語表記でのバーラトが公文書などを中心に用いられるようになっています。建物の外見もインド人民党のシンボルである蓮の花をイメージしたものとなっていて、かなり凝っています。
そんな背景がありますが、それを一瞬で覆す威勢のいい「インド」の声。入らないわけにはいきません。


展示内容はインドの近年の技術発展や経済力などを中心とした展示で、経済大国ながら発展途上国にありがちな「我が国はすごい!!!」の勢いを感じます。こういう勢い、大事だと思います。
他にも伝統的な造形物や菩提樹があるなど、全体的なボリュームはかなりのものです。橋梁や鉄道の模型に興奮するなど、オタクスポットもありグー。
20:00 ドローンショー

いよいよお待ちかねのドローンショー。
バーラト館でぽにゃぽにゃしている間にも見物客が続々と屋根上に吸い込まれ、エスカレーターがまるで掃除機のように人間を吸い上げます。
大屋根リングに植えられた植物からは鈴虫の鳴き声が小さな歓声となって場内を包み込み、静かにその時を待ちます。



おお。おお。おお。
すごい。まさに、ハレの日です。
これこそ一番文章や写真に残せない体験そのもので、こればかりは「実際に見て!!!」としか言えない代物です。ほんとうに来てよかったなぁ。。
20:20 飯田グループホールディングス×大阪公立大学

ドローンショーを見たからと言って万博はまだ終わりではありません。退場客が増えるなかで空き始めるパビリオンの収集を始めます。
西陣織で彩られた巨大な外観が特徴的な飯田グループ×大阪公立大学共同出展館では、予約枠(これもかなり豊富だったらしい)のほか並ぶだけで展示が見れてしまいます。ドローンショーの後ともなれば、並ぶ人もほとんどおらず、独占が期待されます。
外観のコンセプトは「サステナブル・メビウス」
人々の幸せに暮らしたいという変わらない想いと「いのち」への希望を表現しました。
特殊加工された西陣織の生地を全面にまとうことで、未来と伝統の融合を具体的なものにしています。
建物内では、新技術や脱炭素社会に向けた新エネルギーによる健康的で快適に暮らせる「未来型住宅」や「まちづくり」を紹介します。
・EXPO2025公式HP-国内パビリオン「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」より



中の展示はまさに都市趣味人に刺さりまくるもので、メインホールには巨大な未来の都市模型が鎮座します。役場に置かれがちな新庁舎などの模型ですらじっと眺めていられる人間でしたので、これには歓喜。無限に見ていられます。
隠れミャクミャクを探すような勢いで、精巧に作られた都市の細部までを見つめ、向き合う。博覧会でこんなことが出来ていいんでしょうか。。。。。。
21:00 退場

あれよあれよと時間が過ぎていき、あっという間に退場時間です。なんてこと...。
巷で話題になったトイレを見てみたり、スペイン館の売店だけ利用する悪あがきをしながら退場となりました。

帰りはかなりスムーズ
なんだかんだで1日いてしまいましたが、トルクメニスタン館も中国館もアメリカ館もフランス館も、なにも見れていません。これは再訪の必要がありそうです。
まとめ
たのしかったです。とても。
展示の内容もさることながら、やはり全体が“ハレ”の空気になっているのが好きなんでしょうね。それも会場内だけでなく大阪という都市全体がそんな空気に包まれています。期間限定というのも、より“お祭り感”を加速させているのかもしれません。
そして、万博記事を中途半端に書いてしまったせいで他の記事も書けなくなっています。もう花博の足音も聞こえてきています。急いで書きなさい(はい…。)
参考資料
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(2025)「大阪関西万博 公式webサイト」(
ばやりーす(2025)『EXPO2025 大阪・関西万博 非公式全パビリオンデータベース』路辺閑話.
























































































